「介護」は、全ての人に起こりうる現実です。
人は加齢によって徐々に衰えていきます。
加齢による変化は、お一人お一人違うものですが、身体的な変化がおこってくると、
今まで当たり前だったことが一人ではできなくなってきます。
この誰も逆らうことの出来ない自然の流れに対して、
なるべく負担や苦痛を感じないよう「介護」受け入れ、受け止め、そして接して頂きたいと思います。
介護される方は、まず、介護が必要な方の身になって考え、
その人がこれまで暮らしてこられたその人らしい生活を少しでも維持していけるようにしてあげてください。
ご家族の方に身体的な衰えが出始めたときは、初めから全てのことに手助けをするのではなく、 ご自分でできることはできるだけして頂くことが大切です。 これは、これ以上の衰えを少しでも回避するためのリハビリだと思ってください。 そしてできない事や、できにくい事を手助けするよう見守ってあげて下さい。 介護者の負担軽減にもつながります。
また、絶対にひとりで介護を背負わないで下さい。
家族や親戚はもちろん、時にはご近隣の方の協力を得ることもあるでしょう。
「困ったときはお互い様」、同じ経験をされた方もたくさんいらっしゃいます。
悩みを話せる相談相手や、友人、仲間をつくることで、解決できる選択肢も増えていきます。
地域での福祉サービスや、介護保険サービスを積極的に活用し、プロの手助けを借りることも重要です。
そして何よりも、自分自身の健康維持を心がけてください。
ご自身を犠牲にされると介護を受けている方も喜ぶことができません。
笑顔で要介護者に接することができるよう、ストレスの解消方法をいくつか持つようにしましょう。
私たち自身も、いつかは介護が必要な身となります。 皆で助け合うことが介護の秘訣と言えるでしょう。